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あはれ、乙女は    ~ ローマ編 ~

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ボルゲーゼ公園にて

 今日のメインは夕方5時からのボルゲーゼ美術館。
 昨日は体調が悪いにもかかわらず歩き回ってしまったので、朝はゆっくりして、とりあえずホテル近くの教会を回って様子をみることにしました。

 
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 サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂は、聖母マリアに捧げられたローマの4大聖堂のひとつだそうです。
 15世紀の鐘楼、18世紀のファサード、バロック様式の後陣(アプシ)、13世紀のモザイクなどと、度重なる修復や改築により、時代も様式もさまざまだそうです。



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 サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の内部は、3身廊に仕切られ、中央廊は36本の大理石の柱で仕切られています。
 列柱上部の5世紀のモザイクと身廊前方端祭壇上方のアーチに描かれたモザイクはサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の貴重な宝といわれています。



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 主祭壇。
 主祭壇の右側の手すりのすぐ外側の床に、バロック最大の巨匠でローマで活躍したベルニーニの墓がある。には地下部分があります。
 地下には法皇像があります。
 とにかく豪華絢爛な教会でした。



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 ボルゲーゼ美術館方面に行く途中にある、ローマ国立博物館の庭。
 ここでちょっと写真タイム。


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 ローマ国立博物館の隣の建物は、ディオクレティアヌス帝の浴場跡をいかしてミケランジェロが設計したサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会です。
 ローマ国立博物館管轄の浴場跡とは入口が別になっているので、ここだけの見物なら無料で可能です。
 外観は 一瞬教会には見えない感じですがこれは ミケランジェロがローマ時代の面影を残したためだそうです。
 
 教会の扉は、ポーランドの彫刻家、イゴール・ミトライの2006年の作品で、ブロンズ製だそうです。
 扉の重さは、2つあわせて3トンもあるのだとか。


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 立派なクーポラと見事な絵画。


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 室内装飾の豪華さと美しさは、外観からは想像もつきません。
 テルミニ駅から近いところにあるので、ローマに行った時にはぜひ行かれてはいかがでしょう^^
 


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 教会を出て、地下鉄に乗りボルゲーゼ公園へやってきました。
 とても天気が良くて暑かったのですが、木陰もたくさんあります。
 貸出自転車があり、公園内を走っている人たちもたくさんいました。


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 ボルゲーゼ公園近くのピンチョの丘にて。(なんか音の響きがかわいくて気に入ってしまった)
 ローマの街を見下ろすことができるとのことでやってきました。

 近くに見える広場はポポロ広場です。
 サンタ・マリア・ポポロ教会にはカラバッジョの礼拝堂と呼ばれるチェラージ礼拝堂があり、入りたかったのですが、昼休みで入ることができず(ちゃんと下調べをしないとですね^^;)残念でした。

 画面真ん中の一番奥に見える大ドームは、サン・ピエトロ大聖堂のドームになります。
 
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 ボルゲーゼ美術館の予約は5時からなので、ここからスペイン広場に歩いて行き、スペイン階段うえにあるトリニタ・ディ・モンティ教会の中に入ってみました。

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 とても美しいマリア像があり、感激しました。

 その後、スペイン広場のウィンドウショッピングをしたり、ジェラートを食べたりして、またボルゲーゼ公園へ向かいました。


 

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 ボルゲーゼ美術館に着いたのは、4時ちょっとすぎ。
 まだ時間があるので、ボルゲーゼ美術館の周りを散歩して4時半ごろ戻ってみると、すでに入場券の引換待ちの行列ができていました。


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 ボルゲーゼ美術館は1613年に建てられたシピオーネ・ボルゲーゼ卿の館をそのまま美術館にしたもので、彼のコレクションが中心になっています。
 彫刻・絵画ともにとても有名なものが多く、カノーヴァ作「バオリーナ・ボルゲーゼ像」、ベルニーニ作「アポロとダフネ」、ラファエッロ作「キリスト降架」「一角獣を抱く女性」、ティツィアーノ作「聖愛と俗愛」、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品などがあります。

 入ってすぐの大広間。
 とにかく豪華絢爛な部屋で、どこを見ても素晴らしくて目が釘付けです。




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 第3室のベルニーニ作「アポロとダフネ」。
 キューピッドをからかったアポロが、キューピッドの恋の矢に当たることによって報復を受け、ダフネに恋をしてしまいます。
 一方ダフネには鉛の矢が当たり、アポロを嫌いになってしまいます。
 求愛を迫るアポロから逃れるために、ダフネが月桂樹に変身してしまう瞬間を描いた作品だそうです。
 ダフネの指先が月桂樹の葉に変わって、次の瞬間には月桂樹になろうかという場面で、とても臨場感のある作品です。
 


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 「アポロとダフネ」の作品もすばらしかったのですが、圧巻だったのは、同じくベルニーニによる第4室に展示されていた「プロセルピナの略奪」でした。
 冥界の王プルート(ハデス)が一目ぼれした女神の娘プロセルピナを連れ去ろうとする、ギリシャ神話の一場面です。
 逃げるプロセルピナを手に入れようと、力づくでつかみかかるプルート、その指はプロセルピナの柔らかな太ももにに深く食い込んでいて、とても大理石で作られたものとは思えません。
 ちゃんと写っていませんが、プロセルビナの涙まで表現されて凄い作品でした。



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 プルートの筋肉の表現もすごいですね。
 彫刻史を塗り替える革新的な作品といわれているのもうなずけます。
 実際、彫刻でこんなに感動したことは初めてでした。

 ちょうどサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂でベルニーニのお墓参りもしてきたので、とにかく感動しました。(感動の押し売りすみません。)



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 ボルゲーゼ美術館はカラバッジョ作品がたくさん収蔵されていることでも有名です。
 今年の春に国立西洋美術館に観に行ったときにあった「果物籠を持つ少年」を、ホームでも見られてうれしかったです。
 

 ボルゲーゼ美術館は、収蔵品も素晴らしいですが、室内装飾も素晴らしく見どころ満載の美術館でした。
 2時間という制限付きの鑑賞でしたが、堪能しました。



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 ボルゲーゼ美術館の裏庭に来ました。
 ボルゲーゼ美術館では、手荷物は最小限ということでクロークに押し込められていたお二人さんを解放しました。

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 ここで、アクシデント発生!
 何とヴェラさんは、こちらのオブジェから転落して、アイチェンジのばねが外れてしまいました(( ;∀;)
 ということで、眠り目ができるようになってしまいました。



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 アイチェンジは手動になってしまいました。
 そして、トロ目で、ニヒルな表情をみせるようになってしまいました。
 でも、これはこれでなかなかカワヨイ。(ということにしておこう)

 
 次回もローマ編です。



    
                    
 


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 くすん。。。
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COMMENT - 4

さこみん  2017, 10. 27 [Fri] 22:39

No title

ほんと躍動感が素晴らしいですね!ベルニーニの彫刻!!
これらを目の前で仰ぎ見たら、感動してしまうのわかります。
思わず太ももや背筋あたりをつんつんしたくなりますね♪
そしておしりの位置の高いこと(*ノωノ)
古今東西、理想の筋肉美な気がします♡

マリア像の絵も華美なものを一切取った、とてもシンプルな構図で
かえって美しさが強調されてますよね。←しったかですが
見た瞬間「あ、好きかも」って思いました。
右に描かれているのは聖ガブリエルですか?
百合をいつも持っているのでそうかな、と♡
今回の旅でもヴェネツィアとフィレンツェで見かけましたね♪
ミーハー的に大天使ガブリエル好きなのです。

ヴェラさんは災難でしたね~
でも顔からゴン!ではなかったみたいなので
大難が小難になったんですよ~きっと!
ニヒル顔になってヴェラさんの意外な一面を見たような気がしました(^^)/

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みゆき  2017, 10. 28 [Sat] 16:59

No title

どの教会も美しいですが、マッジョーレ大聖堂の内装はほんとにすばらしいですね~
そしてすみれんさんが感動された、プロセルピナの略奪像!圧巻ですね・・・

その下の天井の写真で、上の凹凸のある部分は絵なのでしょうか?リボンや人物は絵だとわかりますが・・・

ヴェラさん、落ちてしまったのですね!大変でしたね!!
アイチェンジは手動になったとのことですが、派手に傷がついたりしなくてよかったです。
ニヒルな表情も似合ってますよ♪

Edit | Reply | 

すみれん  2017, 10. 29 [Sun] 00:07

Re: No title


さこみんさんへ

ベルニーニの彫刻、すごい迫力ですよね。
ツンツンしたりしたら、すぐに警備員さんが飛んでくると思いますが(°▽°)
美しいは美しいけど、この肉体に平たい顔がのったらアンバランスやも。

聖母像、さこみんさんもお好きとのことでうれしいです。
聖母の登場する絵画で、受胎告知(大天使ガブリエルによって純潔のまま懐妊したことを知らされる)、聖母被昇天(聖母が使徒たちに見守られたのち昇天する)、聖母戴冠(聖母が天に召されて、神やキリストや三位一体(父と子と聖霊のまとまり)によって冠を授けられ祝福される)は、聖母像や聖母子像とともに描かれることが多いですね。
トリニタ・デイ・モンティ教会では、この三つのテーマの絵画が並んで展示されていました。
こちらの絵画は特に題名もきちんと読まず、適当に聖母像と書いてしまったのですが、聖母戴冠になります。
カトリック系の宗教画では、百合を持っている天使はガブリエルと考えて良いらしいのですが、ガブリエルが聖母とともに登場するのは「受胎告知」であることがほとんどのようです。
聖母戴冠の時の天使は奏楽天使が主で、神やキリストや三位一体が登場しない時は冠を授ける2人の天使(特に名前はないみたい)か描かれているみたいです。
この絵画の場合は、聖母の純潔の印の百合を持った天使が聖母に冠を被せていると解釈した方がいいかもしれないです。(聖母被昇天では、聖母が天に召されてもぬけの殻になった棺に百合の花が描かれていたりします。)←でも、調べた範囲が狭いので?だったり←ならわかりませんが正解かもです。←言い訳がましくてすみません。
ガブリエルは女性説というのもあるみたいですね。
だから美しいのかな。

ヴェラさんは、とんだ災難でした。
まぶたをきちんとあげないと、ニヒルな表情になるんです。
ちゃんとかまって、ということなのでしょう。
大切にしないと、ですね。

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すみれん  2017, 10. 29 [Sun] 00:39

Re: No title

みゆきさんへ

ありがとうございます。
ガイドブックの星の数に関係なく、街の教会には街の教会の良さが、大聖堂には大聖堂の良さがあり、それぞれにとても素晴らしいですよね。
もちろん世紀の大画家や彫刻家が監修した教会は、想像を絶する凄みがありますね。
ベルニーニのプロセルビナの略奪は、凄い臨場感のある彫刻とは思えない作品でした。
この歳になってこんなに感動することがあるのかと感慨深かったです。

天井ですが、絵です。
陰影のつけ方で柱みたいに見えますよね。
本当凄い技ですよね。

ヴェラさん、かわいそうなことをしました。
奇跡的にお顔は大丈夫でした。
人目と共に、ブライスさん落下が外撮りのネックになるのかもしれません。
今のところ、アイチェンジは紐で引っ張った後、指でまぶたを開ける方式ですが、いつこれができなくなるかは不明で、開頭してみようかなぁ、と思っています。
眠り目は文句なく可愛いです♡が、ニヒルなトロ目を見ると、叱られているような気になりますよ(^◇^;)

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