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博物館めぐりからのベルリンフィルへ

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二階建てバスに乗ったよ

昼食後再び一人で観光することになり、ミュージアムパスがあるので、博物館めぐりをすることにしました。

ベルリン大聖堂近くにある「ドイツ歴史博物館(Deutsches Historisches Museum Zeughaus)」。
ドイツとベルリンの歴史を圧倒的な量の資料で辿る事のできる博物館です。
こちらは2つの建物からできており、一つは元はプロイセン王国時代の武器庫、新館は新館は建築家I.M.ペイ設計の近代的なもので、二つの建物が合体してできています。
収蔵品は約8000点以上にものぼり、時系列で展示がされています。
ミュージアムパスがあっても、受付に行ってシールを貰い、衣服に付けて入らないといけませんでした。
文化史料・芸術作品・文書・写真・日用品など多種多様で、真正面から負の歴史も正直に残すドイツはすごい国だと改めて思いました。

もう一つ博物館に行きたかったので少し駆け足で回った感じですが、じっくり回るならばお昼を挟んで回るのもいいかもしれません。


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まずは旧館の一階から。
第一次世界大戦からのドイツの様々な展示品があります。
中でも印象に残ったのは、第二次世界大戦時下のドールハウスです。
物資が少ない中でもこんなに凝ったドールハウスがあったのには驚きでしたが、ドールハウスの壁にはヒトラーの肖像画がかけられています。
こんなところにまで国家の監視の目が届いていたとは驚きでした。



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こちらはベルリンの壁です。
こうしてみると意外に簡単な作りですね。


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壁の厚みも、私が指を広げたくらいの幅なので20cmくらいのものです。
ここを越えようとして命がけで上ったのかと思うと何とも言えない気持ちになります。



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ドイツの60~70年代のコーナー。
私の世代だと、ドイツ車というと、ベンツというよりこのビートル型のワーゲンだったりします。
懐かしい感じです。


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中庭部分はドームで覆われていますが、開放的な感じです。


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二階は中世~近世になります。
こちらはナポレオン・ボナパルトのために作られたローブだそうです。
豪華ですね~
そして、足細かったんだな~なんてね。


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中世の騎士と馬のための鎧。
ピカピカでとてもきれいです。

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熱心に見ている男の人が多かったですが、私もしばし見とれてしまいました。
ステンレス製だそうで、けがはしないかもしれないけれど重そうですね。




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こちらはおままごとセットが体内にセッティングされているドール。
これは、おままごとセットをドールの体内にセッティングすることによって女性の役割を教え込むためのものらしいです。
なかなか良くできていますが、ドールの表情が悲しげで、怖いですけれど、子どもたちはこれで遊んだのでしょうね。。。



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こちらは、ドールやドールの小物類の通信販売を初めて行った会社の注文用のカタログとドールだそうです。
開いてあったページだけでもとても魅力的で、こちらの通販にハマった人は数知れないことでしょうね。


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手の込んだバッグ。
FEILERの前身って感じでしょうか。

日本にはこのような生活総合博物館のようなものはない気がします。
このような博物館ができるといいですね。


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博物館島の中では最北にあるボーデ美術館へ。
こちらの写真は遊覧船から撮ったものになります。


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「ボーデ博物館(Bode-Museum)」は、建築家エルンスト・フォン・イーネによるデザインのネオバロック様式でできた、石造りの美しい外観の建物が見どころです。
博物館の主な収蔵品は彫刻・ビザンティン美術品・コイン・メダルなどがあります。
絵画は宗教画が多く、ラファエロもクラナッハもあります。
イタリアのルネサンス様式やドイツのゴシック様式の中世の彫刻が充実しています。
あまり人もいないのでゆっくり見られると思います。

こちらは、カフェが併設されていて、美術館に入館しなくてもカフェだけの利用もできます。
時間がなかったのでカフェの利用はできなかったのですが、カフェでゆっくりしてみたかったです。



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荘厳な雰囲気の中世の美術品。


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ラヴェンナの545年作のモザイク。
こちらも青と金色が印象的で美しかったです。





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娘とホテルで合流して、いざベルリン フィルハーモニー(Berliner Philharmoniker)へ。
ベルリンフィルは毎週火曜日に無料のランチコンサートを開いているそうですが、今回は火曜日に日本をたったのでそれもかなわず。
娘の希望で何かしらエンターテイメントにいきたいということで、せっかくなのでベルリンフィルハーモニー楽団のコンサートを聴きに行くことにしたのでした。
演目の人気如何では当日券の入手もできるそうですが、大事を取って発売直後に娘にチケットを予約してもらっていました。



二階建てバスに乗れたので、二階へ上がってみました。



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ブランデンブルク門を過ぎたところで人がたくさん降りたので、一番前の席に陣取ることができました。
ということで、お二人さんをおもむろに出してみました。

同じく一番前に座った女性二人連れにガン見されてしまいましたが、まぁ、よいでしょう。。。



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ベルリンフィルに着きました。
テントを張ったようにも見えることから、別名をカラヤンサーカスといわれています。
こちら側からではそんなふうにはみえないので、建物の向こう側にまわってみることに。


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そうこれ、これ。。。

ベルリンフィルハーモニーの現在の建物は1963年に完成しました。
ホールは、たくさんのお客さんを収容するために360度客席を設けてある、アリーナ形式です。
公式サイトで、指揮台から360度見渡せるバーチャルツアーが体験できます。



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8時開演なのに、7時前についてしまったので、まずはお土産探し。
娘は楽聖のコスプレはがきを(歯磨きをしているベートーベンとか)吹奏楽の人たちのお土産用に買っていました。

ホワイエのミニバーで、白ワインと軽食を買い、軽い食事をとりました。
シンプルな作りながら機能的で素敵なホワイエの公式サイトのバーチャルツアーはこちらから。

指揮:ヤクブ・フルシャ
ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィマーマン

ドヴォルザーク;金の紡ぎ車op.109
マルティヌー;ヴァイオリン協奏曲第1番
ヤナーチェク;管弦楽のための狂詩曲「タラス・ブーリバ」

今回は、娘が演目をYouTubeで探してくれたので、予習しておきました。
どの曲も聴いた感じ好きだったので、演奏が楽しみでした。

こちらのホールは、各エリアに行くには、たくさんの通路があって、どう行けば自分たちののブロックに行くのかわからなかったので、係りの人に教えてもらいました。
席は正面二階Bブロックの1列目と割といい席で、会場全体がよく見渡せました。(娘はもう少し後ろの席でもよかったかなといっていましたが)
音の粒立ちが繊細に伝わってきて、ホルンはじめトランペットなどの金管楽器の音がきらきらとしていて、感激しました。
また管弦楽が美しくまとまっていて、聴きにに行くことができて本当によかったです。
娘もドイツにまた行くことがあれば、ほかの都市を周遊するとしても、ベルリンフィルだけでも聴きにベルリンに寄りたいといっていました。


3つの演目のダイジェストがサイトにあがっていました。
興味のある方はリンクに飛んで行ってみてくださいね^^



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ベルリンフィルの帰り、ティーアガルテン通りを抜け、ライトアップが美しいソニーセンターに来ました。
こちらには、ベルリンフィル帰りに立ち寄るのにおすすめというリンデンブロイ(Lindenbräu)に入ります。
リンデンブロイにはビール醸造タンクがおいてあり、自家製ビールをだしてくれます。



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渡されたメニューはドイツ語のもので、何を頼もうかと悩んでいたら、1mビールなるものが目に入り、そちらを注文してみました。
こちらの1mビール(ビールガラスが乗っている木枠の長さが1mらしい)は、4種類×2個で二人連れにはちょうどいい感じです。
1mビールは、明らかに1Lよりたくさんあったのではないかなと思います(笑
斜めに座っていたドイツ人ご夫婦が、せっかくだから、写真を撮ってあげるといってくださったので、写真を撮ってもらいました。
彼らも、1mビールにしておけばよかったと思ったのだそうです。

ビールは、おいしかったのですが、昨晩のもののほうがより好みでした。



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コンサート前に軽食とワインも飲んでいるし、10時を回っていたので、娘が覚えていた単語Eisbein(豚の塩漬け肉)を頼んで、大きさの様子を見ることにしました。
持って着てくれたアイスバインはとても大きくて、一人で食べきれるような代物ではありませんでした。
付け合せにはドイツ式キャベツの漬物ことザワークラフトにポテトにグリンピースのソースがついていました。
歯ごたえは角煮のようにプルプルでそのままでもおいしかったのですが、グリーンピースのソースをつけるとよりおいしかったです。
テーブルには甘いマスタードも置いてあったので、そちらも味変のためおいしく使わせていただきました。

大きなテーブルで少し離れたところに相席だった日本人らしきおじさまは、日本語メニューで注文していたことを後から知りました。
注文したものは大正解だったので結果オーライでしたけれど、こちらに渡してくれても良さそうなものだわ、なんて思いましたが、まぁ、面倒でしょうから仕方ないですね(笑
同じくベルリンフィルからの食事コースだったようで、少し話したらいい人そうでしたけれど。。。


ホテルに戻ってから、小腹がすいたと称して、持って行ったレトルトを食べた色気のない母娘でした。


続きます。









                      











                      



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演奏中はリュックの中できつかった
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COMMENT 4

みゆき  2018, 11. 19 [Mon] 22:51

ドールハウスかわいくてきれいですね!
思いがけないところにあると嬉しくて見入っちゃいますよね。私も長崎の出島に展示されてあったのが印象に残ってます。
それは当時を再現したものでしたけど、こちらは当時作られたものなんですね~すごいです!
ヒトラーの肖像画にもびっくりです。強制されるこわい時代でしたね。

ベルリンの壁もこんなにうすかったんですね。

ままごとセットもインパクトありますね。
スカートの中がキッチンですか~!クッキー抜きとか細かいものがあって、精密ですね。
お人形の顔は怖いですが、やはりドイツ人って真面目なんでしょうか。なんか「ハイジ」のロッテンマイヤーさんを連想しました。

博物館の階段の写真はゴージャスですね。美術品も美しいです。

夜食(?)もおいしくてよかったですね♪
メニューは日本みたいに写真入りじゃないですから、ドイツ語だと注文も大変ですよね。

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すみれん  2018, 11. 20 [Tue] 14:02

Re: タイトルなし

みゆきさんへ

歴史民俗を見にいったはずが、ついつい自分の趣味に走ってしまいました。
ドールハウス、よく見ると壁紙が波打っていて、糊があまりいいものではなかったのかなとか想像したりで楽しかったです。
長崎でもドールハウスの展示があったんですね。
やはり輸入文化になるのかも知れないですね。
ヒトラーの肖像画、たくさん印刷されてこうして使われていたとは驚きですよね。

ままごと一式ドール、備品を無くさずにすむのでそういう意味でも几帳面なドイツ人らしさが出ていますね。
厳しい感じのお顔、確かにロッテンマイヤーさんみたいですね😅

ベルリンの壁、建設されたのが広範囲なので薄いのかもしれませんね。

ボーデ美術館は、所蔵品もすごいのですが、建物が素敵でした。

レストランのメニューは、なんとか知っている単語があってよかったです。
1mビールは絵入りだった気がします。
やはり、少しは現地の言葉を挨拶なりメニューくらいは知っておいたほうがいいのかも知れませんね。

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さこみん  2018, 11. 22 [Thu] 16:52

マルティヌーのバイオリン協奏曲を聴きながら書いています(^_-)-☆
本場のベルリンフィルを聴けるなんて羨ましい!
素晴らしいですね!!
私はクラシックはあまり聴かないのですがもしその会場にいたら、
絶対感動して鳥肌が立ちっぱなしになったと思います♪
(風邪ひいたかと勘違いするくらい)
それにあちらの観客の皆さんも聴き慣れていらっしゃるんでしょう?
臨場感と楽器の音色の美しさと、まさに至高のひとときでしたね!
娘さんお土産の「歯磨きをしているベートーベン」はがきがすごい気になりました。

ビールはコップ一杯でいい気分になる私にとって、1mビールは娘と一緒でも荒行になってしまうでしょう(^^ゞ
絵的に実にドイツ!という感じがするお料理のオンパレードですね。
日本では味わえないものばかりで目で楽しませていただきました♡
そうそうウロですが、オルフェウスの窓でアレクセイがロシア(シベリア?)の牢獄から脱獄する時、豚の塩漬け肉が入っていたタルの中に隠れて脱出しませんでしたっけ・・・

歴史ある美術品の数々。あのナポレオンが纏ったローブとか、本当にプライスレスでしょうね!
ビートルの車体の色もきれいですし、そして中世からステンレスってあったのも驚きです。
とても丈夫そうだけど流し台のあれを身に纏っていたなんて、考えただけでも肩が凝りますね。
おままごとセットの女性は、「わたしは女の鑑よ♡」とばかりに誇らしげな表情に見えなくもない気がします。
何でも一から作らなければならなかった時代。昔のひとはすごいですね(^^)/

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すみれん  2018, 11. 22 [Thu] 23:29

Re: タイトルなし

さこみんさんへ

日本でベルリンフィルを聴こうと思ったら、お値段もさることながら席自体が身内や友の会枠で取れないと思うのですが、そこは本場なので割と入手するのは簡単でした。
私も時々思い出したようにクラッシックを聴く程度の人間ですが、やはり素晴らしいものは素晴らしく、無条件で感動するものですね。
日本でも、実際にクラシックのコンサートを聴きに行けば、聴衆としてこられている方たちはヨーロッパの人たちと変わりはないかなと思います。(ドレスアップ率はヨーロッパでしょうかね、やはり、金髪にはかないません( ´∀` );

お土産のはがきですが、写真撮っておけばよかったですね。
作曲家と扮装の組み合わせは忘れましたが、髭剃りとかナイトキャップとかとバッハやモーツアルトやシューベルトとかありました。
ちなみに楽器で作った怪しい動物の画像はあったので貼っておきます。
https://allabout.co.jp/gm/gc/430029/

ビールは普段それほど飲まないのですが、いくらでも飲める娘が一緒だし、おいしいのでのんでしまいましたよ。
しかし、まぁ、普段やりつけないことをして倒れたりしたら大変だったかも、と反省もしています。

オルフェウスの窓、そういえばそんな場面ありましたね。
ということで、本を本棚の奥から引っ張り出してみました。
蒸し肉とのことで、まさに塩漬け豚肉ですね。
本を読んだときは何も思わなかったけど、脂っぽくて臭そうですね(苦笑

歴史博物館、真面目に回っていたら一日では無理なくらいでした。
今となっては予算や手間でもう作れないものがたくさんありました。
エジプトのピラミッドとかでもそうですが、昔の人はすごかったな、と思ったことでした。
おままごとセットの女性、確かに尊大な感じが女性を束ねる長みたいですね。
体内にこんなに武器を隠し持っているとは、男の人より強そうです(笑)

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